まだハルトのことを引きずっている


YouTubeのハルトを、iPadで再生させて、延々と見ていた。素敵だ。可愛い。クリクリした好奇心旺盛な瞳が可愛い。ぷっくりしたおなかに、おへそがぽこっと出ている所とか、もうもだえるほど可愛い。おちんちんがぷらぷらしてて、なんか妙に可愛い。ロープに手を伸ばすのだけど、目測感覚がまだ育ってないのか手が届かない。可愛い。時系列に動画を追っていくと、たった8ヶ月の間にも、少しずつ成長して行って、どんどんアクティブになっていくのが良くわかる。

これから、いろんな事がどんどん出来るようになって、体もどんどん大きくたくましくなって、「昔あんなによちよちしてたんだよ、ずいぶん成長したね」って、言えるはずだったのに、ハルトの成長は8カ月で止まってしまった。もうハルトは記録と記憶の中にしかいない。


動物園で見るのが好きな動物と言うと、以前は「アザラシ」が不動のトップだったのだけど、ハルトにあってから、オランウータンの可愛さにすごく惹かれる。レンボーの美しさにも気づいた。もっとマメに動物園に遊びにいけば良かったな。年間パスポートもあるのに。家から歩いてだっていけたのに。

今週末行こうかな、と思いながら、スケジュールを考えて来週でいいかと思い、来週になると、まだいけそうもないなと思い、なんとなく急ぎではないものだから、どんどん先延ばしにしていた。もう先がないなんて、その頃知らなかった。

 

あんまり引きずっても良くないから、どこかで割り切らないといけない。ただ、しばらくは携帯電話の待ち受けは、ハルトの写真にしようかなと思う。

 

それでも、こうやって書くことができるから、まだ自分は元気なんだと思う。しんどいことはなかなか言葉にならない。